リストのコンシューマーになる

このトピックの内容:

Snowflake のコンシューマーになる理由

プライベートで、または Snowflake Marketplace で共有されているリストにアクセスする場合は、Snowflake コンシューマーになります。より制限されたデータ共有機能を提供する直接共有やデータ交換の一環として共有されたデータにアクセスすることもできます。

リストのコンシューマとして、次を実行できます。

  • 他のクラウドプラットフォームや Snowflake リージョンから共有されているリストのデータに簡単にアクセスできます。

  • 各リストプロバイダーと請求の交渉をするのではなく、Snowflake 内でリストの料金を支払います。

  • サンプル SQL クエリなど、リスト内のデータに関する詳細情報を取得します。

リストのコンシューマーになるには、次の要件を満たす必要があります。

Snowflake コンシューマー利用規約に同意する

組織の Snowflake コンシューマー利用規約については、組織管理者が一度だけ同意することになっています。規約に同意すると、必要な権限があるロールがあれば、組織内の誰もがリストのコンシューマーになることができます。

注釈

規約に同意するには、組織管理者(つまり、ORGADMIN ロールを付与されたユーザー)である必要があります。

Snowflake コンシューマー利用規約 を確認して同意するには、次の手順を実行します。

  1. Snowsight にサインインします。

  2. Admin » Billing & Terms を選択します。

  3. Snowflake Marketplace セクションで、コンシューマー利用規約を確認します。

  4. 規約に同意する場合は、 Accept Terms & Conditions を選択します。

利用規約の詳細については、 リストのプロバイダーとコンシューマーに対する法的要件 をご参照ください。

必要な権限を設定する

リストにアクセスするには、ACCOUNTADMIN ロール、または CREATE DATABASE およびIMPORT SHARE 権限のある別のロールを使用する必要があります。有料リストの料金を支払うには、ロールに PURCHASE DATA EXCHANGE LISTING 権限も必要です。

リストにアクセスできるこのような権限がない場合は、アカウント管理者に次のいずれかを行うよう依頼できます。

  • アカウントのロールに CREATE DATABASE および IMPORT SHARE 権限を付与して、リストにアクセスできるようにします。

  • アカウントのリストを取得し、リストから作成されたデータベースに対する IMPORTED PRIVILEGES 権限をアカウントのロールに付与します。これにより、 Snowflake Marketplace で、またはプライベートでリストを取得するためのアクセス権がなくても、リスト内のデータにアクセスできるようになります。

リストに関連する権限の詳細については、 共有データベースでの権限の付与 をご参照ください。