フェッチしたGoogleアナリティクスデータへのアクセス

概要

同期用に構成された各レポートの場合、コネクタは宛先データベースと宛先スキーマに以下のテーブルとビューを作成します。

  • report_name__RAW テーブルには生データが含まれており、各行にはGoogleアナリティクスの記録が1つの VARIANT 列に含まれています。

  • report_name ビューにはフラット化されたデータが含まれており、各行には個別の列にGoogleアナリティクスのディメンションまたはメトリックが含まれています。

生データへのアクセス

同期されたGoogleアナリティクスレポートごとに、コネクタはSnowflakeデータベースとスキーマに名前が report_name__RAW の新しいテーブルを作成し、Googleアナリティクスデータの保存に使用します。

たとえば、データを dest_db データベースと dest_schema スキーマにGoogleアナリティクスを格納するようにコネクタを構成し、 my_report レポートを同期するようにコネクタを構成した場合、コネクタは dest_db.dest_schema.my_report__raw という名前のテーブルを作成します。

このテーブルにはGoogleアナリティクスからインジェストされた生データが含まれており、以下の列が含まれています。

データ型

説明

DATE

DATE

Googleアナリティクスからの記録の date ディメンションの値。

RAW

VARIANT

Googleアナリティクスから生の形式で取得した記録のデータ。

LAST_UPDATE_DATE

TIMESTAMP_NTZ

Snowflakeで記録が最後に更新された時刻。

次の例 SELECT 文は dest_db.dest_schema.my_report__raw テーブルからデータを取得します。

SELECT * FROM DEST_DB.DEST_SCHEMA.MY_REPORT__RAW;
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フラット化されたデータへのアクセス

さらに、データを含む各テーブルに対して、コネクタは生データのフラット化されたビューを作成します。ビュー名はテーブル名から __RAW 接尾辞を除いたものです。たとえば、 dest_db.dest_schema.my_report__raw という名前のテーブルの場合、コネクタは dest_db.dest_schema.my_report という名前のビューを作成します。

ビューには、Googleアナリティクスのフラット化された記録が含まれ、各ディメンションとメトリックは個別の列に格納されます。

以下は、 dest_db.dest_schema.my_report ビューからデータを取得する SELECT ステートメントの例です。

SELECT * FROM DEST_DB.DEST_SCHEMA.MY_REPORT;
Copy

注釈

フラット化されたビューは、 GA API からデータセット全体が取得された後にのみ作成されます。大きなレポートの場合、これには時間がかかる場合があります。